面心立方構造(読み)メンシンリッポウコウゾウ

化学辞典 第2版 「面心立方構造」の解説

面心立方構造
メンシンリッポウコウゾウ
face-centered cubic structure

面心立方格子の各格子点に1個ずつの原子が位置する1種類の原子よりなる構造空間群Fm3mに属し,各原子は12個の最近接原子により囲まれる.Ag,Al,Au,Ca,Co,Cu,γ-Fe,Ni,Pb,Ptなどの金属や,Ar,Kr,Xeなどの結晶がこの型の構造をとる.[別用語参照]最密構造

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む