鞄持(読み)カバンモチ

デジタル大辞泉 「鞄持」の意味・読み・例文・類語

かばん‐もち【×鞄持(ち)】

主人の鞄を持って供をする人の意から》秘書助手など。
上役にへつらい、いつもついて回る者を軽蔑していう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞄持」の意味・読み・例文・類語

かばん‐もち【鞄持】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 上役の鞄を持って供をすること。また、その人。
    1. [初出の実例]「宇治あたりをほっつき廻るなんて、とてもどうも…。さういふ時の、せめて鞄持にでもなりたいもんですな」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉枯竹)
  3. 転じて、上役などにへつらってばかりいる者をさげすんでいう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む