韲塩(読み)あえしお

精選版 日本国語大辞典 「韲塩」の意味・読み・例文・類語

あえ‐しおあへしほ【韲塩】

  1. 〘 名詞 〙 食物に程よく加える、塩、酒、しょうゆ、酢、たで、しょうがわさび、こしょう、からし、さんしょうなどの合わせ物。主に野菜料理に用いられるところから転じて、そまつな食物。
    1. [初出の実例]「虀 アエシホ」(出典:文明本節用集(室町中))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android