音紋(読み)オンモン

デジタル大辞泉 「音紋」の意味・読み・例文・類語

おん‐もん【音紋】

船舶潜水艦エンジンスクリュー船体振動などから発せられる音を周波数分析してソナグラフで表したもの。その特徴から、音源の船体を識別できる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の音紋の言及

【ソナー】より

…このためには音を狭帯域周波数分析し,その結果を記録紙の上に描き出す。これを通常,音紋と呼び,パターン認識によりこの音紋の特徴をとらえ目標類別を行う。このためにはあらかじめ多くの艦船の航走音を集収分類しておく必要がある。…

※「音紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android