須津河郷(読み)すどがわごう

日本歴史地名大系 「須津河郷」の解説

須津河郷
すどがわごう

須津庄のうちの郷名。浮島うきしま沼の北部、現富士市の南東部を流れる須津川(神谷川)流域に所在したと推定される。建武元年(一三三四)八月一一日付後醍醐天皇綸旨案(結城文書、以下同文書)に「須津庄内須津河郷」とみえ、結城宗広に安堵されている。宗広が相伝してきた当郷地頭職の打渡しを命じる雑訴決断所牒の発給を求めている(同年八月日結城宗広代惟秀申状案)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 神谷川 浮島

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む