精選版 日本国語大辞典 「頻く波の」の意味・読み・例文・類語 しくなみ‐の【頻波の】 〘 連語 〙 ( 「しく」は動詞「しく(頻)」の連体形 ) あとからあとからと押し寄せる波のように、の意で、序詞の一部として「しきりに」の意の「しくしく」にかかる。[初出の実例]「住江の岸の浦みに布浪之(しくなみの)しくしく妹を見むよしもがも」(出典:万葉集(8C後)一一・二七三五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例