頻の年(読み)しきりのとし

精選版 日本国語大辞典 「頻の年」の意味・読み・例文・類語

しきり【頻】 の 年(とし)

ここ数年来。近年。まいとし。
書紀(720)安閑元年正月(北野本訓)「間者(このごろ)(シキリノ)年登(たなつもの)(としえて)境を按(まじ)へて虞無し」
平家(13C前)五「項年(シキリノトシ)より以来、平氏王皇蔑如して、政道にはばかる事なし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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