頻の年(読み)しきりのとし

精選版 日本国語大辞典 「頻の年」の意味・読み・例文・類語

しきり【頻】 の 年(とし)

  1. ここ数年来。近年。まいとし。
    1. [初出の実例]「間者(このごろ)(シキリノ)年登(たなつもの)(としえて)境を按(まじ)へて虞無し」(出典日本書紀(720)安閑元年正月(北野本訓))
    2. 「項年(シキリノトシ)より以来、平氏王皇蔑如して、政道にはばかる事なし」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 間者

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む