頼だ人(読み)たのうだひと

精選版 日本国語大辞典 「頼だ人」の意味・読み・例文・類語

たのう【頼】 だ=人(ひと)[=お方(かた)

  1. 身内主人と頼んだ人。主人。
    1. [初出の実例]「ソレガシガ tanôda(タノウダ) fitoua(ヒトハ)」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
    2. 「たのうだる人のやうに、俄に物を申附らるる人は御ざなひ」(出典:虎明本狂言・末広がり(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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