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身内 みうち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

身内
みうち

いわゆる親,親類の関係にあるものをさしていうとき用いられるが,学問的規定はない。血縁関係にあるもののなかで6親等内にあるものを法的には親族というが,身内はかなり主観的な性格が強く,個々人の判断にまかされる。血縁的には遠くても,日常生活のなかで社会的交渉が頻繁であれば,身内意識は強く出る。いわば法的な親族範囲に対し,社会的あるいは心理的な親族範囲があり,身内意識はそれに近い。また血縁関係をもたない奉公人雇い人と主人との関係でも身内とする場合がある。これは一種の儀礼的親子関係と意識されるためである。やくざ集団でも,同じ親分から杯を受けた者同士を身内の者と呼んでいる。身内意識が血縁者のなかだけでなく,非血縁者集団ややくざ集団のなかまで広がるのは,日本の家族制度が強大な影響力をもっていたことを示している。

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デジタル大辞泉の解説

み‐うち【身内】

からだの内部。また、からだじゅう。「身内にしみわたる」
ごく親しい血縁関係にある人。家族。親類。「身内だけで祝う」
同じ親分に属する子分。「暴力団の身内どうしの抗争」

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世界大百科事典 第2版の解説

みうち【身内】

文字どおりには人の身体の内部を指すが,拡張された意味では,家族成員など血のつながりのある親族,あるいは血縁はなくても比較的近い親類や姻戚など,一族の中に含められる者をいう。血縁を基盤とする親族的ネットワークのことである。古来日本人は,こうした親族組織基礎単位にして社会生活を営んできた。たとえば,いちばん小さい身内である家の者は,自給自足する生活の拠点を構成していたし,また冠婚葬祭は,同じ地域の人が手伝ったものの,身内の者が中心になって行うものとされていた。

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大辞林 第三版の解説

みうち【身内】

からだじゅう。全身。 「娘は-の痛みを抑へて、強ひて微笑ほほえんだ/刺青 潤一郎
家族や近い親類。また、それらに類したごく親しい関係にある者。 「 -だけで祝う」
同じ親分に属している子分たち。

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