精選版 日本国語大辞典 「頼人」の意味・読み・例文・類語
たのもし‐びと【頼人】
- 〘 名詞 〙
- ① 頼もしく思う人。たよりに思う人。
- [初出の実例]「これをたのもし人にてあるに、いみじうもいふかなと思へども」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
- ② 生涯たよりとする人。夫をいう。
- [初出の実例]「いつしか物いひかはして、たのもし人にかたらひしを」(出典:読本・春雨物語(1808)死首のゑがほ)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...