頼人(読み)たのもしびと

精選版 日本国語大辞典 「頼人」の意味・読み・例文・類語

たのもし‐びと【頼人】

〘名〙
① 頼もしく思う人。たよりに思う人。
蜻蛉(974頃)中「これをたのもし人にてあるに、いみじうもいふかなと思へども」
生涯たよりとする人。夫をいう。
読本春雨物語(1808)死首のゑがほ「いつしか物いひかはして、たのもし人にかたらひしを」

たのうだ‐ひと【頼人】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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