顔氏家廟碑(読み)がんしかびょうひ(その他表記)Yán shì jīa miào bēi

改訂新版 世界大百科事典 「顔氏家廟碑」の意味・わかりやすい解説

顔氏家廟碑 (がんしかびょうひ)
Yán shì jīa miào bēi

中国,唐の顔真卿の代表的な楷書作品。文も彼の手になる。780年(建中1),吏部尚書在任中に長安で書いた。父の惟貞のために廟をつくり,この碑を立てて顔家の履歴を詳しく述べているのであるが,彼の楷書の中でもっとも個性が強烈である。その方正な,エネルギーが内に凝結したような楷書は,実に堂々としていて,直接に迫ってくるものがある。碑は現在,西安碑林に保存されている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 外山

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む