外山(読み)トヤマ

大辞林 第三版の解説

とやま【外山】

はずれの山。端の山。山の中心部(奥山・深山みやま)に対して、その周辺、特に人里に近い部分をいう。はやま。

とやま【外山】

姓氏の一。

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精選版 日本国語大辞典の解説

とび【外山】

大和猿楽四座の一つ。能の宝生座前身。大和国外山(奈良県桜井市外山)を本拠とし、多武峰(とうのみね)寺・興福寺・春日神社に属した。外山座。

と‐やま【外山】

〘名〙
① 端の山。連山の一番はずれの山。高い峰や奥山・深山(みやま)に対して、人里に近い麓の方の山。端山(はやま)
※神楽歌(9C後)庭燎「深山には 霰降るらし 止也末(トヤマ)なる 真拆(まさき)の葛 色づきにけり 色づきにけり」
② 植物「ちりめんかえで(縮緬楓)」の異名。

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世界大百科事典内の外山の言及

【カエデ(楓)】より

…〆の内(しめのうち)は葉が全裂し線形で3裂や5裂,7裂などになり,七五三ともよばれる。 ヤマモミジの品種の紅枝垂(べにしだれ)群には,手向山(たむけやま)(葉が全裂して裂片が羽状で細かく,枝はやや垂れる)や稲葉(いなば)枝垂,外山(とやま)などがあり,青枝垂群には切錦(きれにしき),鷲の尾(わしのお),関守などがある。そのほかの種に属する園芸品種には,ウリハダカエデの斑入葉に初雪楓(萌芽期に白く斑が入る)や,京錦とよぶ黄斑の品種があり,イタヤカエデには星宿り(黄色の散斑で鮮やかなもの),常盤(ときわ)錦(白斑のもの),エンコウカエデの斑入品で秋風(しゆうふう)錦などがある。…

※「外山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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