楷書(読み)かいしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楷書
かいしょ

漢字の書体の一つ。真書正書ともいう。字義に,法,式,則,模などの意味があるように,一点一画を正確に書く書体。隷書から生じたもの。書道史的にみると,中国,魏の鍾 繇 (しょうよう) や東晋の書聖王羲之らにより確立され,北魏,隋の碑刻などを経て,初唐にいたり欧陽詢虞世南褚遂良 (ちょすいりょう) の3大家により空前の盛観を呈した。その楷書の代表作はそれぞれ,『九成宮醴泉銘』『孔子廟堂碑』『雁塔聖教序』。

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百科事典マイペディアの解説

楷書【かいしょ】

正書,真書とも。漢字の書体の一つで,一点一画を正確に書き,方正な形にまとめる書体。隷書から脱化して生まれたもの。漢末・三国時代ごろに芽ばえ,魏晋ごろに形成され,初唐に至って最も発達した。
→関連項目王羲之王献之欧陽詢行書虞世南祝允明鍾【よう】張旭碑碣楊凝式柳公権

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大辞林 第三版の解説

かいしょ【楷書】

漢字の書体の一。字画をくずさずきちんと書く書き方。隷書などから転化したもので、中国の三世紀中頃から使用された。真書。正書。真。楷。 → 行書草書

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