顕宗(読み)ケンシュウ

デジタル大辞泉 「顕宗」の意味・読み・例文・類語

けん‐しゅう【顕宗】

《「けんじゅう」とも》顕教けんぎょう宗旨。⇔密宗

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精選版 日本国語大辞典 「顕宗」の意味・読み・例文・類語

けん‐しゅう【顕宗】

〘名〙 (「けんじゅう」とも) 仏語顕教(けんぎょう)の宗旨。⇔密宗
※右記(1192)「公庭年中行事、灌仏并仏名御導師、顕宗也」
太平記(14C後)二「此中に忠円僧正は、顕宗(ケンシウ)の碩徳也しかば」

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世界大百科事典(旧版)内の顕宗の言及

【高麗大蔵経】より

…高麗で彫板・印刷された大蔵経。高麗で大蔵経の彫板が最初に着手されたのは,第8代顕宗のとき(1020,21年ごろ)で,彼が父母追善のために創建した玄化寺への仏典収集を契機としていた。この事業は多年を費やして,1087年(第13代宣宗時)に完成した。…

※「顕宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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