顕微分光測光法(読み)けんびぶんこうそっこうほう

百科事典マイペディア 「顕微分光測光法」の意味・わかりやすい解説

顕微分光測光法【けんびぶんこうそっこうほう】

光学顕微鏡を利用して,分光学的に微量物質の定性的定量的測定を行う方法。微小な試料に分光した特定波長の光を細く絞って照射し,吸光度吸収スペクトルを測定する。生物学では,細胞内の核酸酵素の比較定量測定などに用いられる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android