風に柳(読み)カゼニヤナギ

デジタル大辞泉 「風に柳」の意味・読み・例文・類語

かぜやなぎ

柳が風になびくように、相手を適当にあしらって、逆らわないようす。→柳に風

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精選版 日本国語大辞典 「風に柳」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 に 柳(やなぎ)

  1. (柳が風の吹くままになびくように)相手の出方に対して、さからわず受け流すさま。風の柳。柳に風。
    1. [初出の実例]「すべて如在のないやり手風(カゼ)に柳(ヤナギ)浦里が、あはすことばも時うつり」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)下)

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