風に柳(読み)カゼニヤナギ

デジタル大辞泉 「風に柳」の意味・読み・例文・類語

かぜやなぎ

柳が風になびくように、相手を適当にあしらって、逆らわないようす。→柳に風

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 ヤナギ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「風に柳」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 に 柳(やなぎ)

  1. (柳が風の吹くままになびくように)相手の出方に対して、さからわず受け流すさま。風の柳。柳に風。
    1. [初出の実例]「すべて如在のないやり手風(カゼ)に柳(ヤナギ)浦里が、あはすことばも時うつり」(出典人情本・明烏後正夢発端(1823)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android