風の下水(読み)かぜのしたみず

精選版 日本国語大辞典 「風の下水」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 の 下水(したみず)

  1. 風に吹かれて落ちる雫(しずく)
    1. [初出の実例]「涼しさはいづくもとはじ山里の松より落つる風の下水〈藤原為相〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android