風の下水(読み)かぜのしたみず

精選版 日本国語大辞典 「風の下水」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 の 下水(したみず)

  1. 風に吹かれて落ちる雫(しずく)
    1. [初出の実例]「涼しさはいづくもとはじ山里の松より落つる風の下水〈藤原為相〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む