風の祝(読み)カゼノハフリ

デジタル大辞泉 「風の祝」の意味・読み・例文・類語

かぜ‐の‐はふり【風の祝】

風を鎮めるために、風の神を祭る行事。また、その行事をつかさどる神職。風の祝子はふりこ
「けさみれば木曽路の桜咲きにけり―にすきまあらすな」〈散木集・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「風の祝」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 の 祝(はふり)

  1. 風を鎮めるため、風の神をまつる神職。
    1. [初出の実例]「けさみればきそ路の桜咲きにけり風のはふりにすきまあらすな」(出典:散木奇歌集(1128頃)春)

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