祝子(読み)ハフリコ

デジタル大辞泉 「祝子」の意味・読み・例文・類語

はふり‐こ【祝子】

はふり」に同じ。
「―が木綿ゆふうちまがひ置く霜はげにいちじるき神のしるしか」〈・若菜下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祝子」の意味・読み・例文・類語

はふり‐こ【祝子】

  1. 〘 名詞 〙 神に仕えることを職とする人。神職神主。はふり。また、巫女(みこ)をもいうとも。
    1. [初出の実例]「はふりごがいはふ社の紅葉ばもしめをばこえてちるといふ物を」(出典:人麿集(11C前か)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android