風を吸い露を飲む(読み)カゼヲスイツユヲノム

精選版 日本国語大辞典 「風を吸い露を飲む」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 を 吸(す)い露(つゆ)を飲(の)

  1. 食物を食べないで、風と露で生命をつないでいるといわれる仙人生活にいう。〔荘子‐逍遙遊〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「風を吸い露を飲む」の解説

風を吸い露を飲む

仙人の生活をいうことば。

[由来] 「荘子しょうようゆう」に見える、遠いところにあるという国の話から。その国には、肌は雪のように白く、体は乙女のようにしなやかな「神人」が住んでいるとか。その人は、「風を吸い露を飲み(穀物を食べず、風と露だけで生き)」、雲に乗り竜を操ってこの世界の外までも自由に出掛けて行く、とのことです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む