風輪際(読み)ふうりんざい

精選版 日本国語大辞典 「風輪際」の意味・読み・例文・類語

ふうりん‐ざい【風輪際】

  1. 〘 名詞 〙 仏語風輪の際で、この世界の最下底の処。
    1. [初出の実例]「无間地獄をうちとほして、風輪際へいなむずればと云ける時」(出典:古事談(1212‐15頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android