普及版 字通 「颶」の読み・字形・画数・意味
颶
17画
[字訓] つむじかぜ
[字形] 形声
声符は(具)(ぐ)。〔康熙字典、戌下〕颶字条に「按ずるに箋に引く楊愼に、颶をに作る。は貝(ばい)。~柳宗元の詩に、母(ひとへ)にかす估客のと。~風の作、多く初秋に在り。南越志にも亦た云ふ、母はち孟婆なりと。~北人、南人の候を知らず、つて貝を以てと爲すのみと」とみえる。別に字を録し、〔正字通〕を引いて「颶字の譌(あやま)り」としている。
[訓義]
1. つむじかぜ。
2. 台風。
[熟語]
颶気▶・颶風▶・颶母▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報