飄遊(読み)ヒョウユウ

デジタル大辞泉 「飄遊」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ゆう〔ヘウイウ〕【×飄遊】

[名](スル)目的もなくあちこち旅して回ること。
「―はわが天性である」〈藤村・桜の実の熟する時〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「飄遊」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ゆうヘウイウ【飄遊】

  1. 〘 名詞 〙 何という目的もなくあちこち旅して回ること。さまよいあるくこと。
    1. [初出の実例]「以太利に飄遊(ヒャウユウ)して」(出典:『マンフレッド』及び『フオースト』(1890‐91頃)〈北村透谷〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む