飛丸(読み)ひがん

精選版 日本国語大辞典 「飛丸」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がん‥グヮン【飛丸】

  1. 〘 名詞 〙 飛んでくる弾丸。飛び散る弾丸。
    1. [初出の実例]「飛丸四頭を殺し、数頭を傷す」(出典:漂荒紀事(1848‐50頃)六)
    2. [その他の文献]〔李尤‐平楽観賦〕

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普及版 字通 「飛丸」の読み・字形・画数・意味

【飛丸】ひがん

たま。

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世界大百科事典(旧版)内の飛丸の言及

【品玉】より

…手玉や短刀などを空中に投げ上げて,これを巧みに受け止める曲芸の一種。中国古代の雑戯または百戯の一種で,〈弄玉〉〈飛丸〉〈跳剣〉などともいわれた。日本には散楽のなかの一曲として伝えられ,その姿は正倉院の弾弓の漆絵や《信西古楽図》などにみられる。…

※「飛丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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