
(と)ぶなり」、また
(しよ)字条四上に「飛び擧がるなり」とあり、飛は羽を張って飛ぶ形。〔石鼓文〕の字は
(かん)に従っており、
(かん)の意を加えたものであろう。すべて高飛するもの、迅速・急速の意があり、飛雲・飛閣・飛檄のようにいう。字はまた蜚(ひ)に作る。
(翼)の字をまた飛異に従う形に作る。すなわち
の籀文(ちゆうぶん)である。
(翻)(ほん)をまた飜に作るのと同じ。
があり、「馬の
足なり」とみえる。
iは同声。蜚はいなむしをいう字であるが、通用する。また
(ひよう)・驫(ひゆう)は犬や馬が群れをなして疾走する意、
pi
はそれを風に施していう。漂うような状態を票・漂・飄phi
、
pi
といい、中より噴出する勢いを
・
biu
nという。緩急に従って、音のとりかたを異にするが、音を以ていえば、飛は飛翔のようにゆるく飛ぶ状態をいう語であろう。
▶・飛
▶・飛丸▶・飛騎▶・飛旗▶・飛橋▶・飛響▶・飛鏡▶・飛禽▶・飛檄▶・飛剣▶・飛軒▶・飛騫▶・飛言▶・飛語▶・飛紅▶・飛光▶・飛蝗▶・飛轂▶・飛灑▶・飛札▶・飛桟▶・飛散▶・飛矢▶・飛耳▶・飛錫▶・飛舟▶・飛書▶・飛絮▶・飛昇▶・飛将▶・飛翔▶・飛衝▶・飛章▶・飛觴▶・飛詔▶・飛上▶・飛神▶・飛星▶・飛石▶・飛雪▶・飛泉▶・飛仙▶・飛銭▶・飛
▶・飛走▶・飛淙▶・飛漱▶・飛
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▶・飛電▶・飛伝▶・飛殿▶・飛
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▶・飛放▶・飛報▶・飛矛▶・飛
▶・飛謗▶・飛奔▶・飛沫▶・飛躍▶・飛誉▶・飛踊▶・飛
▶・飛鷹▶・飛揚▶・飛翼▶・飛来▶・飛流▶・飛溜▶・飛閭▶・飛竜▶・飛梁▶・飛輪▶・飛廉▶・飛廬▶・飛艫▶・飛楼▶
飛・遠飛・横飛・
飛・帰飛・群飛・軽飛・孤飛・顧飛・高飛・鴻飛・仙飛・双飛・怒飛・騰飛・卑飛・奮飛・翻飛・雄飛・遥飛・竜飛出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...