飛瀬村(読み)ひせむら

日本歴史地名大系 「飛瀬村」の解説

飛瀬村
ひせむら

[現在地名]洞戸村飛瀬

南流する板取いたどり川西岸に位置し、南は栗原くりはら村・通元寺つうげんじ村。北西三〇町余の距離に出郷高山がある。通元寺村より高賀こうか街道が通る。新宮しんぐう神社(現郡上郡八幡町)の永正三年(一五〇六)七月銘をもつ大般若波羅蜜多経并五部大乗経修理札墨書にみえる「濃州武義郡菅谷郷飛瀬洞隠庵」は当地のものであろうか。正保四年(一六四七)の洞戸村免定(河合文書)に飛瀬分とみえる。元禄郷帳に洞戸飛瀬村と記され、高四八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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