食い回る(読み)くいまわる

精選版 日本国語大辞典 「食い回る」の意味・読み・例文・類語

くい‐まわ・るくひまはる【食回】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. あちこちと回って食べ歩く。
    1. [初出の実例]「馬鹿勘と言って其処に二三日此処に四五日と町の豪家を食廻って」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一)
  3. 周りにある物を手当たり次第に食べる。
    1. [初出の実例]「タムシガ cuimauaru(クイマワル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android