食い回る(読み)くいまわる

精選版 日本国語大辞典 「食い回る」の意味・読み・例文・類語

くい‐まわ・るくひまはる【食回】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. あちこちと回って食べ歩く。
    1. [初出の実例]「馬鹿勘と言って其処に二三日此処に四五日と町の豪家を食廻って」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉一)
  3. 周りにある物を手当たり次第に食べる。
    1. [初出の実例]「タムシガ cuimauaru(クイマワル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む