飯坂良明(読み)イイサカ ヨシアキ

20世紀日本人名事典 「飯坂良明」の解説

飯坂 良明
イイサカ ヨシアキ

昭和・平成期の政治学者 聖学院大学学長;学習院大学名誉教授。



生年
大正15(1926)年3月30日

没年
平成15(2003)年10月3日

出生地
富山県滑川市中町

学歴〔年〕
東京大学法学部政治学科〔昭和23年〕卒,東京大学大学院法学政治学研究科特別研究生〔昭和26年〕修了

経歴
昭和26年学習院大学講師、27年助教授を経て、33年教授。45年附属図書館長、52年法学部長、54年東洋文化研究所長を歴任。平成7年聖学院大学教授。のち大学院政治政策学研究科長、12年学長。世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会平和研究所所長、アジア宗教者平和会議事務総長なども務め、行動派のクリスチャン学者として知られた。昭和60年夏ジュネーブで開かれた核軍縮のための国際会議準備で、米国の原爆投下に対して同国国防次官補リチャード・パールと激論したのは有名。著書に「権力への抵抗」「現代社会を見る眼」「キリスト者の政治的責任」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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