普及版 字通 「餽」の読み・字形・画数・意味
餽
19画
[字訓] おくる・まつる
[説文解字]

[字形] 形声
声符は鬼(き)。〔説文〕五下に「
の人、祭を謂ひて餽と曰ふ」とあり、字を会意にして亦声とする。字はまた饋に作り、同声の字で、饋送の意がある。[訓義]
1. まつる、まつり。
2. おくる、おくりもの。
3.
と通じ、うえる、ききん。[古辞書の訓]
〔名義抄〕餽・饋 ウウ・クル・オクル
[語系]
餽・饋giu
iは同声。また歸(帰)kiu
i、氣(気)khi
t、
ki
iは声近く、
乏のところへ贈ることをいい、それぞれ意の通ずるところがある。[熟語]
餽遺▶・餽運▶・餽歳▶・餽賜▶・餽
▶・餽餉▶・餽
▶・餽贐▶・餽餞▶・餽送▶・餽糧▶・餽労▶[下接語]
餉餽・贈餽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

