首尾松(読み)しゅびのまつ

精選版 日本国語大辞典 「首尾松」の意味・読み・例文・類語

しゅび‐の‐まつ【首尾松】

  1. 江戸時代、江戸浅草蔵前の付近隅田川のほとりにあった松。吉原往来の船路にあたり、吉原通いの目じるしにされたという。
    1. [初出の実例]「目は届く左右の河岸、椎の木はやねをしのびて高く、首尾の松は波をくぐりて栄ふ」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む