香の唐櫃(読み)こうのからびつ

精選版 日本国語大辞典 「香の唐櫃」の意味・読み・例文・類語

こう【香】 の 唐櫃(からびつ)

  1. ( 「唐櫃」は、四側に外に反(そ)った足のついている、衣類調度品を収納する櫃 ) 香を入れて衣類をしまっておく唐櫃。一説に、香木製の唐櫃とも、また、単に、香や香具を入れておく唐櫃ともいう。
    1. [初出の実例]「さし開け見給へば、かうのからびつどもなり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む