香酔山(読み)こうずいさん

日本歴史地名大系 「香酔山」の解説

香酔山
こうずいさん

かいひら山の東に谷を隔ててある。標高七九七メートル。「大和志」には「香水山 在赤瀬村西北、跨城上山辺二郡、山嶺有竜王祠歳旱祈雨、南麓有勝泉曰臍水、巌縫湧溢側有廃寺址」とある。額井ぬかい(大和富士)との鞍部をなす香酔峠は、宇陀盆地と大和高原を結ぶ交通の要所にあたる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android