馬下駄(読み)ウマゲタ

デジタル大辞泉 「馬下駄」の意味・読み・例文・類語

うま‐げた【馬下駄】

庭履きに用いた駒下駄こまげた
「庭の草花を眺めに、―はいて出でけるに」〈浮・禁短気・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬下駄」の意味・読み・例文・類語

うま‐げた【馬下駄】

  1. 〘 名詞 〙 庭履きの下駄駒下駄
    1. [初出の実例]「馬下踏はあれとすすまぬや雪の庭〈了春〉」(出典:俳諧・俳諧三部抄(1677)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android