馬堂古羅(読み)またごろう

朝日日本歴史人物事典 「馬堂古羅」の解説

馬堂古羅

生年生没年不詳
文禄慶長の役(壬辰・丁酉倭乱1592,1597)の「投降倭」。本名は武田又五郎。対馬伊奈の郷士で,弟の又七(馬勘七)と共に「降倭」となって朝鮮側に協力。加藤清正陣営焼打ちなどの功績により,戦後,朝鮮国王光海君から冠服を賜って受職倭人として貿易を許される。

(田代和生)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android