馬盥(読み)バダライ

デジタル大辞泉 「馬盥」の意味・読み・例文・類語

ば‐だらい〔‐だらひ〕【馬×盥】

馬を洗うのに使う大形のたらい。うまだらい。
生け花をさすのに使う、1の形をした水盤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「馬盥」の意味・読み・例文・類語

ば‐だらい‥だらひ【馬盥】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 馬を洗うのに用いる大形のたらい。うまだらい。
    1. [初出の実例]「馬盥にさみだれ傘や数十本〈必化〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)二)
  3. いけ花に使うの形をした水盤。〔歌舞伎・時桔梗出世請状(1808)〕

うま‐だらい‥だらひ【馬盥】

  1. 〘 名詞 〙 馬を洗うのに用いる、大きなたらい。ばたらい。
    1. [初出の実例]「皁は注が多ぞ。馬をかう馬たらいの事とも云か」(出典:史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む