馳さす(読み)はさす

精選版 日本国語大辞典 「馳さす」の意味・読み・例文・類語

はさ・す【馳】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 馬などを走らせる。かけさす。
    1. [初出の実例]「小石(さざれいし)に駒を波佐世(ハサセ)て心痛み吾(あ)が思(も)ふ妹が家のあたりかも」(出典万葉集(8C後)一四・三五四二)

馳さすの補助注記

四段活用動詞「はす(馳)」の未然形使役の「す」の付いたものとする説もある。ただし、四段活用の「はす(馳)」の確例はない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 小石 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む