駆けづる(読み)カケズル

デジタル大辞泉 「駆けづる」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ず・る〔‐づる〕【駆けづる/×駈けづる】

[動ラ四]駆け回る。走り回る。
今朝より此の部屋のあたりを―・り侍れど」〈落窪・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駆けづる」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ず・る‥づる【駆ずる・駈ずる】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 かけ回る。走り回る。奔走する。
    1. [初出の実例]「今朝より此の部屋のあたりをかけづり侍れど、えなんさぶらはざりつるは。いみじくもさぶらひつる物かな」(出典:落窪物語(10C後)一)

駆けづるの補助注記

歴史的かなづかいは、従来、「かけづる」とするが、語源不明のため確実ではない。あるいは「かけずる」か。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む