かけ‐く・む【駆組・駈組】
- 〘 自動詞 マ行四段活用 〙
- ① 敵の中にかけ込んで組み打ちをする。
- [初出の実例]「勢をくらぶるに、物の数にもあらねば、侮りて、いつしかかけくむ程に」(出典:十訓抄(1252)一)
- ② 相手にして争う。
- [初出の実例]「つよく申候はは、中式少かたへ、何かと被レ申候へ共、不レ可レ然候間、なに事もかけくみ申さぬまてに候」(出典:高野山文書‐文祿二年(1593)一〇月一五日・興山上人応其書状)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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