事典 日本の地域ブランド・名産品 「駿河湾桜えび」の解説
駿河湾桜えび[水産]
するがわんさくらえび
駿河湾産桜えび。1894(明治27)年、庵原郡由比町の漁師網に大量の桜えびがかかったことが、駿河湾での桜えび漁の端緒。海のなかでは透明な紅色であるが、水揚げされた後に桜色に変わる。現在は、春漁と秋漁の年2回。由比港・大井川港から出港。大切な海洋資源を守るため、操業場所・漁獲量などが厳しく管理されている。2006(平成18)年11月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5003856号。地域団体商標の権利者は、蒲原町桜海老商業協同組合・由比町桜海老商工業協同組合・大井川町桜海老商業協同組合。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報