骨格標本(読み)コッカクヒョウホン

デジタル大辞泉 「骨格標本」の意味・読み・例文・類語

こっかく‐ひょうほん〔‐ヘウホン〕【骨格標本】

動物骨格のみからなる標本筋肉結合組織などの軟組織を物理的・化学的・生物学的に除去したもの。展示などの必要に応じて、生きている状態に近い姿勢で組み立てる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の骨格標本の言及

【標本】より

…昆虫は多くは内臓を取り去り,翅を広げた展翅(てんし)標本に製作する。このほか,脊椎動物の骨格標本も乾燥標本である。液浸標本は生物の体全体,またはその一部をアルコール,ホルマリンなどに漬け脱水して保存するもので,とくに解剖用として重要である。…

※「骨格標本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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