骨粗鬆症治療剤(読み)こつそしょうしょうちりょうざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「骨粗鬆症治療剤」の意味・わかりやすい解説

骨粗鬆症治療剤
こつそしょうしょうちりょうざい

ビタミンD,エストロゲン (女性ホルモン) ,カルシトニン,カルシウム製剤などがある。一般に骨粗鬆 (そしょう) 症というと,加齢によるホルモンバランスの崩れを原因とする退行期骨粗鬆症を指すが,これも厳密には閉経後骨粗鬆症と老年期骨粗鬆症に分かれ,薬剤の選択も異なる。閉経後骨粗鬆症では,エストロゲンの欠乏が骨粗鬆症の第1の原因になるので,エストロゲンを処方することが理にかなっている。ただし,エストロゲンは日本ではほとんど使われておらず,老年期骨粗鬆症ともども,ビタミンDが中心になっている。最近使われ始めたカルシトニンは,もともと骨代謝を活性化させるホルモン。骨粗鬆症の原因療法に一歩近づいた薬剤として注目されている。

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