原因療法(読み)げんいんりょうほう(英語表記)radical therapy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原因療法
げんいんりょうほう
radical therapy

病気の原因を根本的に取除くことを目標とする治療法。たとえば,感染症に対して抗生物質を投与して病原体を死滅させたり,駆虫剤によって寄生虫症を治療するなどの方法は,その代表的なものである。病原体による発熱や痛みなどの症状を抑えるために行う治療法は対症療法という。

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大辞林 第三版の解説

げんいんりょうほう【原因療法】

疾病原因の除去を目指した治療法。化学療法や血清療法、手術による摘出など。 ⇔ 対症療法

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精選版 日本国語大辞典の解説

げんいん‐りょうほう ‥レウハフ【原因療法】

〘名〙 病気の原因に対して直接に作用してそれを取り除き、または抑制して病気を治す療法。⇔対症療法
※砂時計(1954‐55)〈梅崎春生〉一七「原因療法剤としての抗生物質だ」

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世界大百科事典内の原因療法の言及

【医療】より

…内科的治療で最もたいせつなことは,生体に備わった自然治癒力を助長して,早く治癒にみちびくことである。 薬物療法病気を起こした原因を取り除くことを目的とした原因療法と,病気の主症状を抑えて治癒を促進する対症療法とがある。原因療法には感染菌を死滅させたり,成育を抑える抗生物質や寄生虫を駆除する薬剤がその代表である。…

【対症療法】より

…病気の症状を和らげ,苦痛を軽減するための治療。病気の原因除去を目的とした原因療法causal therapyと区別される。たとえば,風邪薬は発熱,頭痛,鼻水,咳などの症状を改善させるための対症療法であって,風邪の原因であるウイルスの活動を抑える原因療法ではない。…

※「原因療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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