骨董品(読み)こっとうひん

精選版 日本国語大辞典「骨董品」の解説

こっとう‐ひん【骨董品】

〘名〙
希少価値や美術的な価値などのある古美術品や古道具類。骨董。骨董物。
※門(1910)〈夏目漱石〉四「五六幅の掛物と十二三点の骨董品丈は」
② 古いだけで価値がなく役にたたなくなったもの。また、そのような人。骨董。
※邦子(1927)〈志賀直哉〉「貴女達の眼から見れば、ああいふのは骨董品かしら。さうなると主人公も同様骨董の部だらうが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の骨董品の言及

【骨董】より

…絵画,彫刻,版画,工芸と序列づけるヨーロッパ風な美術観念の反映と思われる。ここからまた,骨董趣味という語が万事古臭く不健全な玩物趣味を指し,骨董品という語には古玩物のほかに時代遅れのもの,さては時代錯誤のものという語感が込められるようになった。 日本では伝統的に,書画もしくは軸物と器物という,茶道に発した美術品の分類がある。…

※「骨董品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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