高勇姫
こよんひ
(1950―2004)
金正日(キムジョンイル)夫人。高英姫と表記されることもあるが、それは誤記である。6月26日生まれ。大阪市生野区(いくのく)で在日朝鮮人として生まれ、1961年(昭和36)に在日朝鮮人帰国事業で家族と北朝鮮へ渡った。金正日の事実上の正妻として、正哲(ジョンチョル)、正恩(ジョンウン)、与正(ヨジョン)という2男1女をもうけた。中枢幹部の間では「尊敬するお母さま」との呼称が用いられ、金正日の現地指導や軍視察に頻繁に同行したといわれるが、公式報道に現れることはなかった。2004年5月にパリで死去。
[礒﨑敦仁 2020年2月17日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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