高向家主(読み)たかむこの やかぬし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高向家主」の解説

高向家主 たかむこの-やかぬし

?-? 奈良時代官吏
天平勝宝(てんぴょうしょうほう)4年(752)東大寺の大仏開眼会(かいげんえ)で唐散楽頭(とうさんがくのかみ),開眼師施使をつとめる。藤原仲麻呂追討の功により従五位下となり,南海道巡察使,治部少輔(じぶのしょう),筑後守(ちくごのかみ)を歴任宝亀(ほうき)6年(775)従五位上にすすむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android