高密度含水マグネシウム珪酸塩相(読み)こうみつどがんすいマグネシウムけいさんえんそう

最新 地学事典 の解説

こうみつどがんすいマグネシウムけいさんえんそう
高密度含水マグネシウム珪酸塩相

dense hydrous magnesium silicate

海洋プレート(スラブ)の沈み込みとともに地球内部へ水を供給するホストとなり得る,高圧下で安定な含水マグネシウム珪酸塩鉱物の総称。結晶構造中において水はOH基の形で含まれる。高温高圧実験によりA相(Mg7Si2O8(OH)6),超含水B相(Mg10Si3O14(OH)4),D相(MgSi2O4(OH)2),E相(Mg2SiO2(OH)4),H相(MgSiO2(OH)2),10Å相(Mg3Si4O10(OH)2nH2O)など多くの熱力学安定相が報告されており,それぞれFeやAlを固溶する。D相やE相は,ダイヤモンド中の包有物としても発見されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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