高括(読み)たかぐくり

精選版 日本国語大辞典 「高括」の意味・読み・例文・類語

たか‐ぐくり【高括】

〘名〙
① 大ざっぱに見積もること。大まかに状況をおしはかること。
浮世草子・椀久二世(1691)下「互ひに内証いへと高くくりに談合しめて」
② 高が知れていると、見くびること。高をくくって、あなどること。
※浮世草子・好色旅日記(1687)四「あひしらひ今までとは各別にして高(タカ)くくりにいひなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android