高木は風に折らる(読み)コウボクハカゼニオラル

デジタル大辞泉 「高木は風に折らる」の意味・読み・例文・類語

高木こうぼくかぜらる

高い木ほど風当たりが強く折れやすい。地位名声の高い人ほど他からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「高木は風に折らる」の意味・読み・例文・類語

こうぼく【高木】 は 風(かぜ)に=折(お)らる[=倒(たお)る]

  1. ( 高い木は風当たりが強く折れやすいところから ) 地位や名声の高い者は、他人からねたまれて、困難にあいがちであることのたとえ。高木は風に憎まる。
    1. [初出の実例]「智謀剣術勝れし故、高木(カウボク)風に倒るる習ひと、傍輩の讒(ざん)によって浪人して」(出典浄瑠璃伊賀越道中双六(1783)九)

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