共同通信ニュース用語解説 「高松塚古墳壁画」の解説
高松塚古墳壁画
奈良県明日香村の円墳・高松塚古墳(7世紀末~8世紀初頭)の石室で1972年3月21日に見つかった壁画。74年に国宝指定。しっくいが塗られた壁面に描かれた男女の人物群像や四神図、星宿図などがあり、特に西壁女子群像は「飛鳥美人」の呼び名で知られる。カビなどによる劣化が問題となり、石材ごと解体され、古墳から離れた村内の修理施設に移された。現在は定期的に公開される。今後の公開の方法について、文化庁の有識者検討会が議論を重ねている。
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