高橋新次郎(読み)タカハシ シンジロウ

20世紀日本人名事典 「高橋新次郎」の解説

高橋 新次郎
タカハシ シンジロウ

大正・昭和期の歯科医学者



生年
明治30(1897)年2月4日

没年
昭和48(1973)年10月5日

出生地
埼玉県

旧姓(旧名)
荒井

学歴〔年〕
日本歯科医学専門学校〔大正8年〕卒,ペンシルベニア大学歯学部〔大正13年〕卒,ペンシルベニア大学大学院〔大正14年〕修了

学位〔年〕
医学博士〔昭和12年〕

経歴
文部省歯科医師試験付属病院に入局したのち、ペンシルベニア大に留学し、大正14年帰国。15年歯科医師試験委員となり、昭和4年東京高等歯科医学校講師になり、12年教授に就任。24年から37年まで東京医科歯科大学教授となり、その間医学部付属病院長、東大講師、大阪大教授(併任)、歯学視学委員、付属技工士学校長、歯学部部長などを歴任。37年高橋歯科矯正研究所を開設した。著書に「機能的顎矯正法」「高橋新編歯科矯正法」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高橋新次郎」の解説

高橋新次郎 たかはし-しんじろう

1897-1973 大正-昭和時代の歯科学者。
明治30年2月4日生まれ。ペンシルベニア大で歯科矯正学をまなぶ。東京医歯大教授,同大歯学部付属病院長などをつとめた。昭和33年から37年まで日本矯正歯科学会長。昭和48年10月5日死去。76歳。埼玉県出身。日本歯科医専(現日本歯大)卒。旧姓は荒井。著作に「機能的顎矯正法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例